大阪府松原市

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寺社・仏閣

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ダイリンジ

正規名称:大林寺

大林寺(大阪府松原市)

更新日:

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    西除川に架かる宮橋東詰に、布忍山大林寺があります。 融通念仏宗で、河内西国第5霊場として信仰されています。 本堂には、本尊の阿弥陀如来立像(南北朝時代)と並んで、等身大の十一面観音立像が厨子の中に祀られています。 十一面観音像は桧の一木造りで、高さ170cmを測ります。 光背・台座や十一面の頭上面・両手先・両足先は後世の補修ですが、そのほかは当初のままです。平安時代後半、11世紀ごろの作とみてよいでしょう。 同観音は、平安時代後半に建てられていた布忍寺の本尊でした。しかし、明治初年の廃仏毀釈に際し、十一面観音は持ち出されて、近くの大林寺に安置されたのでした。 美術史家によると、「目鼻から口もとにかけての面貌の彫りは浅く、いたって穏やかな表情となっている。面奥の深い割りに頬の張りは少ない。府内でも古像に属し、作柄も畿内作品としてしっかりしている。」と述べています。

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    基本情報

    名称
    大林寺
    所在地
    〒580-0025 大阪府松原市北新町1-10-5

    詳細情報

    アクセス
    近鉄南大阪線布忍駅 徒歩 5分

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