福島県白河市

[東北南部福島・会津・いわき白河周辺]

その他名所

ユニバーサルIDjp-tourism/d3025e3d-f534-4161-b54f-ed6bd9fceefc

カネウリキチジキョウダイノハカ

正規名称金売吉次兄弟の墓

英語名Kaneurikichijikyodai's grave

金売吉次兄弟の墓

更新日

    • その他名所
    白坂皮籠地区に所在する石碑である。 3基の石塔は左から吉内、吉次、吉六の、いわゆる「金売吉次三兄弟の墓」と伝えられ、地元では「吉次様」の墓として信仰されている。 石塔は、白河石で作られた宝篋印塔で、校後世の積み替えの際に別種の石塔の一部が混入し、本来の形状は留めていない。紀年銘などの銘文は見えず、明確な建立年代は特定できないが、制作技法の特徴から室町時代ごろの建立とみられる。なお石塔の石囲いは、江戸時代末期の元治元年(1864)に作られたものである。 「白河風土記」の皮籠村の項に「橘次信高兄弟墓碑三基」とあり、承安年間(1171~1174)、砂金の交易をして京都より帰る際、この地で群盗に財を奪われ殺された吉次兄弟と従者たちを、里人が憐れんで手厚く葬り、碑を建てたとする伝承が記されている。また治承4年(1180)に源義経がここに立ち寄り、吉次兄弟の霊を弔い、その霊を八幡宮に合祀したとする伝承も残されている。

    経路検索

    周辺の宿泊予報

    基本情報

    名称
    金売吉次兄弟の墓
    所在地
    〒961-0835 福島県白河市白坂皮籠

    詳細情報

    アクセス
    新白河駅から車で約9分

    近くのスポット

    マップ

    お問い合わせ